DIYアドバイザーに最短合格する勉強方法!学科・実技試験対策の方法

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前回はDIYアドバイザーの試験日や研修会を受けるべきかについてまとめたので、

今回は最短で合格する勉強方法についてまとめます。 前回の記事はこちらから。

DIYアドバイザーの試験日・試験概要・DIY協会の研修会は受けるべき? – DIYアドバイザーのインテリ部屋

DIYアドバイザー最短合格を目指して~準備編~

どんな資格試験や大学受験にも共通するところではありますが、

まずは試験そのものについて知る事と、合格までの道のりが思い描けるように流れをまとめていきます。

最新2016年の合格率

区分 人数(うち女性数) 備考(うち女性数)
応募者 1,772名(390名) 内一次試験免除276名(64名)
一次試験(学科)受験者 1,496名(326名)  
一次試験合格者 683名(157名) 合格率45.7%
二次試験(実技・面接)受験者 959名(221名)  
二次試験合格者 585名(139名) 合格率61.0%
DIYアドバイザー登録者 584名(139名) 最終合格率33.0%

■一次試験<学科>  8月20日(土曜日)
 会場:札幌/仙台/東京/名古屋/大阪/福岡

■二次試験<実技・面接>
 札幌:11月8日(火曜日)
 東京:11月15日(火曜日)~ 18日(金曜日)のうち一日
 大阪:11月23日(水曜日)~ 25日(金曜日)のうち一日

引用元: http://www.diy.or.jp/diy-adviser/diy-test/test-2016.html

 このように最終合格率は33%ですが、筆記試験のみ、実技試験のみの合格率を見ると決して低くはなく、対策をすれば十分受かることができるレベルです。

 

一次試験<学科>範囲1~5

 1. 住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識
 2. DIY用品に関する知識
 3. DIYの方法に関する知識
 4. DIYの関連法規に関する知識
 5. 1~4に掲げるものの他、DIYに関する基礎知識

二次試験<実技・面接>範囲6.7

 6. DIYに関する実技の能力
 7. DIYerの相談内容を正しく理解し、これに基づいて的確に指導助言を行う能力

引用元: http://www.diy.or.jp/diy-adviser/diy-test.html

こちらが試験範囲です。

 

必要な教材

  • 平成29年度版学科試験問題集
  • 平成29年度版実技試験問題集
  • DIYアドバイザーハンドブック
  • DIYアドバイザーハンドブック<技能編>

すべて協会の公式冊子で受験申請の時に申し込めば購入できます。

他にも通信教育やDVDなど販売していますが、私はこの4冊だけで最低かつ十分かと思います。私も実技対策で買った工具類と、この4冊だけで受かりました。

 

学科試験問題集には、過去8年間(平成21年~28年)に出題された全問題と解答が載っています。(実技試験問題集は過去7年間)

DIYアドバイザーに最短で受かる勉強方法!

一次筆記試験

人それぞれ勉強方法はあると思いますが、私が勉強を進めていく上で色々試した結果、この順番が一番効率よく進み、頭に入ってきた方法をまとめます。

  1. いきなり問題集を「読む」。スピード重視。
  2. 当然わからないので、その答えをハンドブックから探す。
  3. 答えがわかったら、似た問題が出ても解けるようにそのページをしっかり読み、次へ。
  4.  ↑3で、問題が解けても問題文に知らないままの単語が残る際は、その単語の解説ページも探し、理解する。
  5. 問題集二周目では何も見ずに解く
  6. 三周目では二周目で間違えた問題を問題文ごと覚える

この順番が一番頭に入りやすく、時間対効果が高かったです。

 

私も最初はハンドブックを開けばまるで教科書みたいだったので、先に読んでから問題を解いていました。しかし問題解けない!進まない!知らない単語だらけ!

ハンドブックを読んでいても、

この数字、単語は覚えるべきか、言葉の重要度がわからないので読むのも大変でした。

 

これを、問題をみながら答えをハンドブックで調べる方式にすると、一問に多少時間かかりますが、頭に入ってくるスピードと理解度が段違いになりました!

そして最終的に、問題文と答えを覚えていきます。

どんな問題形式か?学科試験の過去問題を見てみよう

ほとんどが〇×問題です!ただし、一問の中に4つの文章があり、それぞれ〇×をつけ、すべての〇×が合えば一問正解という形式です。

実際の過去問題で見てみましょう

問 塗料について
  • 木工品の下塗りとしてセラックニスを塗った。
  • トタン屋根に鉄部用エナメルを塗った。
  • 室内床に着色ニスを塗った。
  • うるしの代わりにカシュー塗料を塗った。

いかがでしょうか。

これを問題集一周目ではハンドブックで調べながら、

二週目で一度答えを見ずに解いて、

三週目は二週目で間違えたところのみ解いて、問題文ごと覚えます

おそらく2、3年分だけでも三周目までできたら、正解率が急にグンとあがるかと思います。

 

 

過去問題の出題傾向と難易度について知りたい方はこちらの記事へ。

よく出る問題を数問ピックアップして解説してます↓

DIYアドバイザー試験はどんな問題?過去問題の解説と出題傾向・難易度 – DIYアドバイザーのインテリ部屋

 

実技試験の対策方法!

無事学科の一次試験に通れば、次は実技試験対策を始めます。

これはもう協会主催の研修会を受講するのが間違いなく最短です!

しかし講習費用が高いのがネックですね…

 

どうしても受けずに対策するのであれば、実技問題集にのってる

木工問題が最重要問題ですので、全問、時間内に完成できるように練習あるのみです。

3問出ますが、そのうち1問は木工問題がでる可能性がかなり高いです。

しかも、木工問題は頭でわかっていても考えながら作業するとほぼ100%時間内にできません

 

実際に講習会を受けた感想としては、木工以外の問題は時間にかなり余裕があり、覚えた知識を思い出しながら作業できました。

それに対し、明らかに木工問題は時間キツキツ、

かつ、木工問題は刃物で木を加工するため、安全面での配慮ができてるか、や

加工後の完成度など、チェックポイントが多いです。

よってこの問題の出来で点数差がつき、合否に直結します。

 

僕は実技対策の練習時間の7割以上を木工加工に当てました。

対策方法としては、ホームセンターの加工室などで、必ず時間を計って、

ひたすら電動ドリル、ジグソー、のこぎり各種の工具で過去問題の練習をすること。

ただこれに尽きます。

頭で実技問題の解き方を覚えても、木工に関しては時間内に終わりません。

逆に、木工以外の問題は一回でもやったことがあれば何とかなるかもしれません(勿論練習するに越したことはありませんが)

まとめ

学科試験は過去問題を読みながらハンドブックで関連個所を読み、知らない言葉を覚えていき、最終的に問題文ごと覚える。

実技試験は研修会参加がおすすめ。中でも木工問題を最重要なので時間を計ってひたすら練習。

 

DIYアドバイザーの資格を取ると就職に有利なのか?収入や給与は?といったことについての記事も書きましたので気になる方はこちらもどうぞ。

DIYアドバイザーの資格は就職に生かせる?どんな仕事、求人があるか?給料は? – DIYアドバイザーのインテリ部屋

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